弟と 妹家を 出ていった
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2008/03/06
02:08:56
今日昼くらいに、母方のばあちゃんのところへいってきた。

家が近いところにあるので、いつでも会えるが邪魔して一年くらい会ってなかった。正月すら顔をあわせてないオレはヒドイやつです。

用事があったので、家に行くとばあちゃんといとこ(ばあちゃんはオレの母親の妹、つまりおばちゃん家族と住んでいるのだ。)のまゆちゃんがいた。まゆちゃんはいつのまにか高校を卒業していた。時進むの早すぎだろ。

まずオレがメガネをかけてることにびっくりしていた。そしてキャップもかぶっていたので、孫がわからなかったらしい。そりゃそーだな。久しぶりに会って「やせたんやない?」って言ったら「肥えた」と言われたオレはヒドイやつです。物事をイメージでしかとらえないやつです。

多分、孫が来て嬉しかったのかどーなのか。ばあちゃんはマシンガンのようにしゃべりだした。ここから少しマジストーリーに変化するので、興味ない人はルスーで。ルスー。

ばあちゃんとじいちゃんの馴れ初めの話を聞かされた。うちの母親やおばちゃんにも言ってないらしい。それをなんでまた一年も顔ださなかったオレにしたんだ??

ばあちゃんとじいちゃんはお見合いで知り合ったらしい。なんか仲介の人がいて、その人からのツテでお見合いをすることになった。ばあちゃんは恋とかなんとかに興味なくって、お見合いもそこまで乗る気ではなかったみたい。そんでじいちゃんと初めて会ったときもさほど何も感じなかったと言っていた。しかもじいちゃん二言三言しか喋んなくって、ばあちゃんがずっと喋ってたらしい。心の中では「この人なに考えてるんだろう??」と不思議に思ったんだってさ。っつーかオレもじいちゃんのイメージって「しゃべらない人」だわ。

そうこうしている内に、じいちゃんとばあちゃんは初デートをすることになった。仲介人の人がどうも仲を結び付けたかったらしくって、その計らいでデートまでこぎつけたらしい。で、まず会って挨拶する間もなくじいちゃんは1人で歩きだした。ばあちゃんは「(この人何考えてんだ??どこに連れてく気なんだあたしを)」と不安になってた。でも、とりあえず付いて行った。そこはバス亭で、じいちゃんはさっさとバスに乗り出す。それを追いかけるように乗るばあちゃん。少しお腹も空いてきた。バスは段々と人相の悪いおっさんやら、酔っ払いのおっさん、新聞をじっくりみてるおばさん。ていうか、ほぼおっさん9割というすさまじいバスに当初25歳のばあちゃんは驚愕していた。

「(あぁ、あたしはどこに連れていかれるんだろう・・?もしかしたら、この人ヤクザかなんかの関係の人なのか・・?)」

じいちゃんはそれでも喋らず、じっとただバスの中で座ってるだけだったらしい。ばあちゃんは不安になり、どこに行くのか聞こうと思った矢先、バスは停車し、みんなが一斉におりだした。目の前の看板には「競艇場」と書かれていた。

「(初デートが競艇場・・・。この人ギャンブルするんだ・・・。)」落ち込むばあちゃん。それに全く無反応なじいちゃんはスタスタ歩き出してしまう。それにまた置いていかれないように小走りにひっついていくばあちゃん。お腹も絶好調に空いてきて、そんなわけわからんボートに金つっこむよりご飯二人で食べよーよという思いは心に閉まったまま。チケットを買い、1レース終わり、2レース終わり。意味なく横にいるだけのばあちゃんはとってもお腹が空いていたという。

じいちゃんはチケット売り場と観客席を行ったり来たり。迷子になってはいかんと必死に食らいつくばあちゃんは、とうとうお腹が空いていたことをじいちゃんに言おうと思った矢先、今度は競艇場にある食堂に1人で歩いていった。それについていくばあちゃん。

ここで今でいうかけうどんを二つ頼んだ。具も何もない、ただ麺とネギがふってあるだけの。やっすいやっすいうどんよね。ばあちゃんは色気も無視してむさぼりついたらしい。じいちゃんもそれをたんたんと食べてたらしい。ただこのうどんがとてつもなくうまくて、お腹が空いてたからってのもあったけど、このうどんのだしといい麺のコシといい素晴らしいものだったという。

その気持ちを伝えようと思った矢先、じいちゃんが初めて口を開いた。

「腹が減って食べる物はおいしいだろ?」と言って、ニカっと笑った。ばあちゃんもその時、「うんうん!」と言って初めて笑ったんだって。



今で思えば、じいちゃんもデートとかしたことなくて、よく行くこの競艇場に連れてくるしかなかったんだと思う。そこで絶妙にうまいかけうどんを食べさせたくって、ばあちゃんを連れてきたんではないだろーか。喋れなかったのも緊張していて、むさぼりつくばあちゃんの素の姿を見て初めて緊張が解けてのこの一言だったんじゃないかな?

勝手な解釈だけどね。

いやいや長くなったけど、この二人がこうして出会ってなければ、オレいねぇからな。じいちゃんはオレが中学生の時に亡くなった。ホント寡黙な人で、オレも喋るの苦手だったよーな気がする。それでも、ファミコンとかフツーにやってた人だからなぁ~。釣りが趣味な人で死ぬ前にオレと一緒に行きたかったと言っていたらしい。じいちゃん家に遊びに行った時は、じいちゃんがやってるファミコンの麻雀を横でわけわからずながめてたり、一緒にゴエモン風呂に入ったりし、祭りにも手を繋いで行ったっけな。そういやオレけっこうじいちゃんとしゃべらないけど接点あったんだな。今思い出したわ。

うーん、今考えたら、じいちゃんのイメージちょっと違うな。

「しゃべらない人。でも温かい人。」


物事をイメージでしかとらえないヒドイ奴ですか?
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